好きな人が二人いるママ

婚外恋愛から始まる私自身への探求です。恋愛については「私」「カレ」のカテゴリーを、家族については「パパ」「子どもたち」をご覧ください。

コスメセット

❤カテゴリー カレ❤


春休み初日の週末、パパの実家に親戚が集まることになり、私達家族も金曜日の夜からパパ実家にお泊まり。


出発前、子ども達の用意は万全だったのに、私の分はあとからあとから忘れ物を思い出す。

親戚の集まりで気が抜けてたのか、コスメセットも入ってない。

慌てて手にしたコスメセットは、去年のクリスマスイブ前日に、初めてカレのお部屋にお泊まりした時のもの。


その日は会う予定すらしていなかった。

単身赴任のカレのお部屋に初めて二人で向かう帰り道。

何度も歩いているかのような不思議な、日常的な、安心感。

お互い緊張感ないまま、カレから

「なんかお風呂上がりとかにするやつ、とか、大丈夫?俺、よく分かんねーけど💦」


私「うん、買わなきゃね。なんにも用意してない。そこのコンビニ寄るね」


カレ「なら、その向こうのスーパー行く?商品多いし」


私「あー、スーパーはね、そういうの揃えてないの。コンビニのほうがね、一式あるから」


赤い小さなコスメセット。


あの日はね、

当たり前のように自然に二人でお部屋の鍵をあけて、

一緒に初めてお風呂に入って、

寒い寒いっ、あったかいねー、って笑いながら。

カレに借りたトランクスが短パンみたいになって、また二人で笑って。

それからカレがいつも寝ている、一つのお布団で寝たの。



私が大好きなカレの厚い胸板に

頭をのせて

カレの呼吸で静かに上下する。

そっと顔を見上げると、

カレは目を閉じて

口が少しだけ、幸せそうに笑ってる。


この胸板

いつまでこんな感じ?

30年後もこんな感じ?

おじいちゃんになっても?


これから30年、この胸板に頭を乗せるために

何をしたら、それが叶う?


今みたいな、親友のように楽しいひととき。

焦がれるような恋人どうしの触れあい。


絶妙なこのバランスによって、あなたの胸板に頭を乗せることが許されているのなら、たとえ、おばあちゃんになっても、このバランスを維持し続ける。